NFL全試合観戦記

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WEEK6 タイタンズvsブロンコス

ブロンコスの堅守もあったが、タイタンズの自滅。という感じ。1stドライブ、ポンポンとオフェンスが進んだブロンコス。フラッコにあるまじき、スムーズさ。そこからは恒例のフラッコ。調子はフラフラ。しかしながら、勝ちを引き寄せる。ここ2試合のフラッコ、らしい。リンゼイも良かったが、困った時のフリーマンも効いていた。サンダースが試合早々に怪我で退場もサットンがビッグプレー。やはりエースの輝き。

ディフェンスは完封ゲーム。サックは7サック。まあ、パスを投げなくてはならない状況でのサックが多かった。プレッシャーというよりカバー勝ち。しっかりとレシーバーを抑え、前半、相手を自軍に入れることはなかった。いやあ、素晴らしい。チャブIR入りで戦法を変えたか。

4連敗の後の連勝。最下位を脱出。次週サーズデイでのチーフス戦。マイルハイでチーフスを叩けば、一気に地区優勝の可能性まで膨らんで来る。ブロンコスにとっての天王山。負けられない。

 

マリオタを前半で代え出て来たのはタネヒルと溜息。マリオタで出来なかった事がタネヒルにできるとは思えない。まあ、さっぱりパスを通していたが、カベッジタイム。その中で、TDでも挙げれば期待できるんだけど、結局無得点。次週はタネヒル先発らしい。あらら、タンクドラフトQB戦線に参加表明。

ディフェンスは踏ん張った。フラッコを170ヤード。ランを103ヤード。負けるスタッツではない。ジリジリと下げられFG。味方オフェンスはすぐに戻って来る。それでも、よく耐えた。

パント数は両チーム合わせて今シーズン最多。ある意味好ゲーム。タイタンズはまだ、諦める時ではないが、タネヒルでは夢は見れない。来季に花咲く夢を見て、マリオタは何処へ。

 

タイタンズ 0ー16 ブロンコス

WEEK6 スティーラーズvsチャージャーズ

不敵。ダックホイッスラーこと、今年3人目のQBホッジスが先発。いやぁ、ルックスが不敵。緊張している感じは微塵もない。さすがダックホイッスルチャンピオン。意味は分からないが。プレーコールもホッジス仕様。丁寧に丁寧にパスを繋ぐ。新人スネルとコナーで33回のラン。ホッジスのパスは20回。OLの力も凄かった。真ん中に楽々道を作る。パウンシーがいるチームといないチームの差が出た。

チームのピンチにディフェンスも奮起。3Qまで無失点。ブッシュには謝罪を。2年は掛かると思っていたし、1巡は完全リーチと思ってました。ワットは言わずもがな、スティーラーズのLBの見立ては凄い。低頭。

ホッジスやるな。スナップが乱れても慌てず投げ捨て。QBが次から次へと変わる状況は2年前のブラウンズを思い出す。しかし、さすがスティーラーズ。試合を壊すQBは出てこない。

 

リバースの調子は悪い。大体アレンにパスが通らない時はイマイチなのだ。4Qに漸くリバースらしさ。ハンター・ヘンリーに2TD。ウィリアムスへのロングパスが通り出して攻撃が機能し出した。やはりパウンシーがいない事は想像以上に厳しい。真ん中が強いスティーラーズDLにいいようにコントロールされてしまった。ゴードンの不発。それに尽きる。

ディフェンスもパウンシーのいるスティーラーズOLに完全にコントロールされてしまった。オフェンスもディフェンスもライン戦には負けてしまっては。相手ドラ外QBに手が届かなかった。

開幕ダッシュ失敗からの低迷はチャージャーズお家芸。しかし、今年は例年になく深刻かも。本当ならチーフスがもたついている間に勝ち星を積み上げたおきたかった。地区最下位転落。でも、未だチャンスは十分にある。

 

スティーラーズ 24ー17 チャージャーズ

WEEK6 イーグルスvsバイキングス

やっと投げたなぁ。カズンズよ。前週はシーレンに投げ、今週はディグスに忖度したのか167ヤード3TD。ディグスにはドロップも反則もあったが、これでチーム不和は解決に向かう。多分。ロングパスがすいすいと決まる。カズンズってこれが本領よ。クックも凄いがマティソンも凄い。正直、スタッツを見るまで全キャリーがクックだと思ってました。この2人遠くから見ると似てる。トレッドウェルって解雇されたんだっけよね。ドクトソン怪我で戻って来たのね。まあ、頑張れ。

大差でディフェンスが油断。一度は4点差まで詰め寄られ、ちょっと焦る。アンソニー・バーが珍しくファンブルを拾い上げて19ヤード激走。グリフィンのインターセプトリターンの重戦車の走りには敵わなかったが。

漸く本来のカズンズらしいプレー。ディグス、シーレンとも機嫌良く次週の同地区対決を迎えることが出来る。そして、スタジアムの観衆。敢然とチームの力になる声援。後押しになっている。

 

カズンズに脱帽。恐らくはクック対策に気持ちが傾いていたのだろう。パスラッシュなど掛かるとタカを括った訳でもないだろうけど。サックはグラハムの1つのみ。ランへの脅威がパスを通し易くするという好例を演じてしまった。

アーツのファンブルロストは痛い。相手の攻撃が乗っている時のターンオーバーは試合を決めてしまう。ウエンツは良いパスを投げていたし、4点差まで追い詰めた辺りは強さを感じたが。それでも、デショーンが戻って来ないことには、オフェンスのバリエーションが少なくなってしまう。

前半残り数秒で、フェイクFGからTDをKエリオットが狙うも失敗。そこで3点取っておくのが最良の手段だと思うが、フェイクプレーは思わず完成度を上げでしまうほど好きなんで。でも、ペダーソンだと常にやりそうな雰囲気が漂うので、やる前から失敗。

カウボーイズの停滞とイーグルスの消沈。逆なベクトルで面白くなって来たNFC東。次週直接対決。第1ラウンド。相手ホームなので、イーグルスには若干の余裕。NFC東の命運を賭けた勝負。

 

イーグルス 20ー38 バイキングス 

 

WEEK6 シーホークスvsブラウンズ

どうしたのだベイカーよ。今やリーグトップのインターセプト量産機。TD量産機のはずが。レッドゾーンでの強さが全くない。昨年とは別人のよう。まあ、最後ウイニングドライブになるはずがインターセプトだったのは、レシーバーが弾いたもの。それでも、持ってないな感が出てきてしまった。チャブのファンブルは許す。ここまでランは、ほぼ一人で担っている。健気。やはりベッカムに投げれば良い、が、ベイカーも3つのドロップ。しかしながら、100ヤードはキャッチする。

今日も安定のザルラン守備。170ヤード取られ、簡単に中央を割られる。ショーバートは頑張っているが、カークシーのシーズンアウトが影を落としている。DBのミスタックルも多く。ほぼ一人では止められない。暗澹たる気分。

目立たないが、サイバートがPATを外した為に最後4点差。逆転にはTDが必要になってしまった。パントブロックもあり、ここに来てスペシャルチームのミスも試合に影響している。けど、ギランは許す。

すみません。優勝するもんだと思ってました。ベイカーの低迷、ディフェンスの体たらく。全く予想出来ませんでした。同地区が弱く、未だ諦めた訳ではないが。明るい要素が見出せない。

 

安定しているウィルソン。未だインターセプトなし。ランで試合を作るキャロルの方針は素晴らしくウィルソンに合っている。カーソンが124ヤード。ペニーはまだ怪我が癒えないようだが、2番手RB(笑)ウィルソンも1TD。落ち着いてプレーしている中では、ブレない強さ。

サックはなしも3インターセプト。ベイカーには投げられても怖さはない。そんな試合を想定していたのかの様なディフェンス。チャブは止められなかったが。アンサーが珍しくファンブルリカバー。久々に名前を聞いた。

NFC西はAFC北に負けないだろ。3強の直接対決がそろそろ始まるが、激戦必至。楽しみですなぁ。遠い目。

 

シーホークス 32ー28 ブラウンズ

 

 

WEEK6 ベンガルズvsレイブンズ

どこまで弱いベンガルズディフェンス。出だし、いきなりのキックオフリターンTDをゲット7点リードで試合開始。しかし、直後の2ドライブで簡単にTDを許し、あっさり逆転。もうランディフェンスはないに等しい。特にラマーのランは全く手付かず。後半、レイブンズはラマーのラン頼みになって来ているのに、全く止められなかった。

オフェンスも寂しい限り。ミクソンのランが8回10ヤード。チーム合わせても14回33ヤード。レイブンズはガス・エドワーズだけで6回34ヤード。ここで、勝負あった。OLはパスプロに健闘していた。被サックは2回。ダルトンの調子がイマイチというより、ランを封じられ、パス自体を読まれていた感じ。

先が見えぬトンネルが続くベンガルズ。リードをとっても簡単に逆転されてしまうディフェンス。後は時間をコントロールされて終戦。最終的に6点差でも、追いつける雰囲気はなかった。ドルフィンズとの対戦が一つの焦点になりそう。前半対決?まだ、10試合あるので、何処かで勝つとは思うけど。

 

ラマーが走りに走った。152ヤード。ハードタックルを受けながら、後半はラマーラマーラマー。19回。最後にFGをもぎ取ったドライブは9分をかけ、相手から残り時間まで奪った。

ディフェンスは相手のランを封じ、勝利。序盤、7ー7に追い付いた後のベンガルズのドライブを簡単にスリーアンドアウトに抑えたのは大きい。粘ってくれたオフェンスにも応えた形。きっとチームの雰囲気も良いだろう。

心配なのはラマーの身体。ハードタックルを再三受けながら、ゲインしていた。やはり怪我が心配。ちょっとQBに19回走らせることには賛成できない。

 

ベンガルズ 16ー23 レイブンズ

WEEK6 ジャイアンツvsペイトリオッツ

ジレットで勝つ。これがどれだけ難しいことか。その上、ダニエル・ジョーンズは武器を奪われている。バークリー、ゲールマンのRBコンビ、シェパードとイングラムのレシーバー陣。これで勝てる訳がない。DLのプレッシャーも強烈で3インターセプト。苦い試合。だがこれを糧にしてくれ。テイトが102ヤードキャッチで1TD。オフェンスでは唯一の光明。ファンブルロストをしたヒルマンが速攻カット。次週はRB2人が復帰できるのか。でなければ、ジャイアンツにRB足りてますか?

マーカス・ゴールデンのファンブルリカバーからのリターンTDで同点に。もしかしての期待を抱かせるプレーだった。ディフェンスは復活の兆し。ジョーンズのターンオーバーで、結構出ずっぱり。そりゃ後半はガソリン切れるわ。

地力の差。怪我人の多さ。それもオフェンスのキーマンが不出場ではジレットでのパフォーマンスも落ちてしまう。それにしても、イーライ。ジョーンズの横でサポートする姿は優しいお兄さんの風情。似てるしなぁ、2人は。

 

オフェンス以外での得点の多さ。この試合ではパントカバーでリターンTD。パントでシーズン2つ目のTD。異例。そして、圧倒するディフェンス。コリンズはもうおかしいぞ、バンノイのTDに繋がるファンブルフォース。バンノイもTDはライン際を走り、手を延ばす。RBのよう。凄まじいディフェンスはこの試合でも7失点。オフェンスの失点の方が多いかも。それぐらい凄い。

オフェンスがイマイチながら、ブレイディの闘魂の2スニークTD。ボンバイエ。めちゃくちゃ気持ちを感じた。これがチームを引っ張るということなのだ。ドーセット、バークヘッド、途中ゴードンを失いレシーバーユニットは先細り。だが、エデルマンが大事なキャッチも含め113ヤード。ミシェルもまずまず。何とかタレント不足を補っているボウルデン。この試合も渋く光った。

怪我も多く、更にベリチックの腕の見せ所が出てくるはず。魔法の様にジレットでは強いし。前半リードした時、92勝1敗。とんでもねえわ。

 

ジャイアンツ 14ー35 ペイトリオッツ

 

WEEK5 パッカーズvsカウボーイズ

これだけ頼りになるRBはロジャース史上初めてではないか。同じ名前のアーロンを何て呼んでるのだろう。ランで107ヤード驚きの4TD。パスでもチームトップの70ヤード。エースWRアダムス、相方RBウィリアム不在な中、ロジャースが楽にドライブを進めていた。24点連続得点は楽な試合展開。

ディフェンスの3インターセプト。それぞれにアーティスティックなキャッチ。1巡2人、2巡1人。これで、来年はDB指名しなくて良いでしょ。2サックのラダリアス・スミス。少し傷んでいる様で心配。

ラスト、追い上げられ、ラフルーアとロジャースが口論する場面も。お互いの思っている事を伝える事は重要。メディアは、やれ不協和音だとか言うが、意見をすり合わせない事の方が大問題。

 

強いはずのカウボーイズプレスコット背信は珍しいインターセプト。それも3つ。クーパーのドロップから、無理投げが目立ち、プレーが雑に。サックはされたが、それほどポケットは窮屈ではなかった。クーパーはその後、フル回転226ヤード。エリオットの調子が下降気味の時こそ、ポラードのキャリーを少し増やすべき。

大型のLBは小さなRBはどちらかというと苦手なのか。ジョーンズにいいように走られてしまった。とにかく、序盤に大きくて失点してしまった。もう少し持ち堪えてくれていたら。

強い相手に痛い連敗。WEEK3までの完璧感はない。しかし、この敗戦からチームは変わって行くような予感。タレントは揃っている。巻き返してくれるだろう。イーグルスとの直接対決を前に遅れを取りたくない。

 

パッカーズ 34ー24 カウボーイズ