ダニエル・ジョーンズ。この名前を聞いて、液晶テレビをぶっ壊した奴、何人かいたな。買いに走れ、今すぐに。新たなフランチャイズQB誕生！というのは早いとしても、イーライがジョーンズの怪我以外で登場することはなくなった。少し寂しさも感じる。336ヤード。デビュー戦で300ヤード越え。それもバークリー途中退場という暗澹とした状況からの数字。昨年の1巡アレンもローゼンは1度も300ヤード投げていない。TEイングラムが途轍もなく成長している。フィジカルに徹した自分の利を充分活かしながらのプレー。シェパードも奮起。ベッカムはもういない。あなたがエース。ジョーンズの課題はボールセキュリティ。ブリッツやラッシュにも恐れる雰囲気はないが、ファンブルの多さはプレシーズンから指摘があった。
ディフェンスはやばい。4サックを奪ったが、ウィンストンのロールアウトから。イマイチOLを押せていない。DBも本当になぁ。ラスト3点取られたら逆転の場面で、あれだけエバンスをフリーにするかねぇ。キャッチされることは仕方ないが、競り合う事も出来ない様では若いDBも先が思いやられる。
今シーズンの初勝利を齎したのはシニアボール活躍のルーキーQB。個人的にあまりシニアボールを重視していなかったので、かなり反省。
やっちまった。5巡ピックのルーキーK。アグアヨからの呪いは解けていない。マット・ゲイ。リリースしないだろうけど、個人的にKのドラフト指名は賛成できない。エクストラポイントを決めていたら、同点だったし、最後外したFGも34ヤード。次同じ状況で蹴らせる事が出来るのか。結局そこ。最後決めていたら、前の失敗は帳消しだったが。
昨年までのバッカニアーズに戻った感じの試合。荒い。ウィンストンは鋭いパスも投げたが、インターセプトは呆れるほどのミス。豪快さとそれを上回る呆気なさも持っている。そこが面白いんだけど。380ヤード3TDは負ける数字ではない。そして、その3つのTDパスは全てエバンスへ。190ヤードは笑えるし、最後のFGのお膳立ても凄いキャッチだった。チーム成績から過小評価されてしまうWRナンバー1。
まあ、アップダウンの激しいディフェンス。何かバラバラに見えちゃうんだよなぁ。ジョーンズのボールセキュリティが甘いのは分かってるんだから、もう少しラッシュに当てても良かった。その分かOLBバレットがこの試合4サック、3試合で8サック。昨シーズン在籍したブロンコスはチームで3試合で0。サック王に真っしぐら。
惜しい試合を落とすが、やっぱエリアンズになってもチームカラーは変わらないバッカニアーズ。荒っぽくアップダウンの激しい試合。見ていて楽しいけど。ファンはしんどいだろうなぁ。
